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歴史関連書、趣味関連書など31冊を買取

初代宮内庁長官と昭和天皇のやり取りである「拝謁記」の一部ががNHKで放送されました。613回にも及ぶやり取りのほんの一部ではありますが、戦後の貴重な資料としてこれからもまだ研究されていくのだと思われます。

戦後生まれの自分にとってもあまり身近ではなく、映画や小説も知らず知らずに避けていた傾向があったのですが、今年は直木賞受賞の「宝島」真藤順丈著と「不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲」石田衣良著を読んでからはご縁があったものと思いようやく関連書を読むようにしています。読んでいてもシンドイなぁとも思う時があるののですが、知らないからこそ…読まないといけないとも思ったりしております。

 

昨年は明治150年という事で関連書が多く出版されたり、博物館などでも企画が多かったですね。

先日の買取にもあったのが「明治維新と近代日本の新しい見方」M・ウィリアム・スティール著/大野ロベルト訳。

添付されているのは「嘉永年間より米相場直段并年代記書秡大新版」という浮世絵。

1853年のペリーの来航から1868年の上野での彰義隊敗北までを16の場面に分けて表したもの。

右から左にとコマ割りされていて、よく見てみると井伊直弼の暗殺であったり、津波や地震、水害や神事、江戸城本丸火事などといった出来事と各年の米相場が書き添えられています。

本書第二章幕末黙示録ではこの浮世絵の絵解きを別視点での解説。他にも地震の際に大量に出回った「なまず絵」や麻疹(はしか)の大流行を受けての「はしか絵」などの資料とともに解説。

庶民の暮らしと並行しての外から見た明治維新がわかる本書。

 

 

 

 

 

 

 

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