君はもう「三体」を手にしたか?
本がたくさんあると本屋さんとかいかないでしょう?とか聞かれる事が多いです…行きますよ、結構高い頻度で新刊屋さんはのぞきます。もちろん古本屋さんも行きます。読むのが好きなのとこれだけ沢山出版物があると引っかからないモノもあるのでパトロールは欠かせません。
でも読まないでしょう?とかも質問されますが、読みます!時間があればあるだけ読んでしまいます。(ただの本好きです)こんな質問を受けるのもやっぱり読まない人が増えているから…知り合いの司書さんなんて全然読まない!って豪語してましたもの…図書館にいるのに…活字離れ恐ろし!
最近面白い本が無いからとお嘆きの方には、今とにかく騒いでいるらしいこの本「三体」劉慈欣著をオススメ!
新刊書店で平積みになっていたのでとりあえずめくってみる…なんかハッキリとは言えないけれどこれは良い匂いのする本!と喜び勇んで帰宅。読み始めたら止まらない!こんなSFがあったのか!というか中国でSF作家?
読んでいる最中に新聞の書評やら何やらでやたらと目につきだしました。(こういう巡り合わせがあるので巡回は大事!)
11年も前に本国では出版され、すでにアメリカでは翻訳出版されていて、あのオバマ元大統領も愛読!北京で作者と対面を果たすというニュースもあったようです。
いろんなSFを読んできたけれど、恐ろしく破天荒なストーリーで寝不足になりました。
最初の方はゲーム「三体」とか、何かマトリョーシカみたいな構成かと思いましたが、文革関連の章があり、ちょっと順番が入れ替わったりしているというのがあとがきを読んでわかりました。これも読む順番を変えてもう一度チャレンジしようかと思っております。
三部作なので続く第二部「暗黒密林」は2020年に翻訳刊行予定だそうです(´∀`)待ちきれないっ!