金木犀と暖かいコーヒーと本に囲まれて
9月の終わりに香っていた金木犀、花が散ったかと思ったらまた香りだしました。
品種によっては2度咲くものがあるのですね。あの香りは花の在り処に向かって散歩の道順を変えてしまうチカラを持っています(´∀`) 庭木にしている家も少なくなったようなので余計に誘われます。
さて今月は神無月、留守番の神様(!)をのぞいて地方の神様は出雲で行われる会議(?)に出向いています。会議場の出雲では神在月と呼ばれるそうな…
コンビニお菓子や様々なお店では今月末の「ハローウィン」関連グッズ、大人イベントでは「オクトーバーフェスト」(ドイツのビール祭り!)22日には「即位の礼」と様々な文化が大渋滞する10月です。
今年も残り3ヶ月…小掃除も始めながら秋ならではのイベントを楽しもうと思います。
先日なんとなく手にとって面白かった本「神前酔狂宴」古谷田奈月著、河出書房新社。
結婚式場のドタバタ的な内容かと思ったら…途中まではそんなノリで読んでいましたが怖いよ〜、よく読むとなんだか怖い…軍神を祀る神社に併設された結婚式場を舞台にバイトとして働く浜野の目を通して大喜劇が繰り広げられていきます。
モデルとなった軍神は多分あの人(生前本人はそんな事を望んではいなかったのに)そして舞台も多分、あそこであろうという事はなんとなくわかります。
ネタバレになるのであまり多くは書けませんが、いろんな視点で描かれる披露宴やそこで働くスタッフ。
この作家さんの他の本も読む予定です。
←「憧れの上高地に行って来ましたpart2」前の記事へ 次の記事へ「コーヒーのオトモに悪魔のチーズ!」→