コーヒーのオトモに悪魔のチーズ!
出勤の途中、コスモスやケイトウの花に混ざって朝顔が元気に咲いていたりします。ところどころに、まだ夏が残っていたりしますが確実に夜が長くなってきていて、秋の日は釣瓶落としの言葉どおりに秋分が過ぎてからはあっと言う間に暗くなります。
せっかくの長い夜、美味しいコーヒーとちょっとの甘いものかチーズ(コーヒーのアテになるのですよ)があれば、映画でも読書でも最高に幸せな時間を過ごせます。
そんな事を言っていたら、面白いチーズをすすめられました。三大ブルーチーズのひとつ、イギリスのスティルトン!(残りはフランス原産のロックフォール、イタリア原産のロックフォール)
なんでも食べると悪夢を見る事で有名なチーズらしい…という事で3人でチャレンジ!
結果は2人が悪夢というか、訳のわからん奇妙な夢を見ました。男性の75%、女性の85%が不思議な夢を見るというデータがあるので、興味のある人は試してみては?
まったり読書にぴったりの一冊がコレ!
「わたしのいるところ」ジュンパ・ラヒリ著・中嶋浩郎訳、新潮社。
「停電の夜に」がすごく新鮮で面白かったので、期待大で読み始めました。
2、3ページでタイトルが付いていたのでエッセイ集かと思ったら、しっかり長編小説でした。
45歳の「わたし」が過ごすローマ(多分)の街暮らしと孤独、別れた恋人との関係性なども織り交ぜながら淡々と時間は過ぎていきます。
すごい事は起きない日常ですが、共感される人は多いかもしれない本書。
著者はロンドン生まれ、両親ともカルカッタ出身のベンガル人。本書はイタリア語で書かれた2冊目となります。
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