今年も菊人形の季節がやって来ました
忘れた頃に再放送される映画「犬神家の一族」バージョンは複数ありますが、先日も石坂浩二主演のを放送していました。なんとなく観てしまったのですが、三つの殺人事件のその内の一つが「菊人形」に見立てたもの…
そういや「菊人形」の季節!一時期は盛んにあちこちでやっていたようですが、最近はあまり耳にしないような…
しかし!調べてみたら今年もあちこちでやっているもよう(´∀`)なんか小さい頃に行ったような記憶がぼんやりとあるのですが、さほど印象に残っていないところをみると子どもには面白い場所ではなかったのですかね…
ちょっといい年齢になってきたので、今見るとちょっと感覚が違うのかもしれません。
最近は花束でも菊を入れたりするようで、これもまた静かなブーム。なんとなく仏事や葬儀関連というイメージばかりではなさそうです。
そういやパスポートにも菊の花が!かしこまったところにいるのが菊なんですね〜。
用事がなければまずは行く事のない「空港」様々な思いも錯綜する(であろうと思われる)「空港」
そんな「空港」を舞台に10の物語が紡がれていきます。
「空港時光」温又柔(おん・ゆうじゅう)著/河出書房新社。著者は台北市生まれ、東京育ち、母語は日本語。
「真ん中の子どもたち」は第157回芥川賞候補にもなりました。
大好きな作家の一人です。柔らかな日本語で描かれる日常と非日常である出国や入国。
エッセイ「音の彼方へ」収録の本書、時間をかけて一文字ずつ何度も読みたくなるオススメの一冊です。
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