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三連休最後の夜となりました。今年の連休はこれで終了、あとは年末年始の休暇を待つばかり…と休む事ばかり考えていてはいけないのですが…すでに年末に向けての掃除計画は出来上がっているのでスキマ時間にちゃんとやれば大騒ぎをしなくていいはず!掃除道具と洗剤のアイテム数をなるべく減らして中掃除に取り掛かる段取りです。

 

ちょっと肌寒いくらいの夜、毛布をかぶって読書…あまりポカポカしていると睡魔に襲われ、大敗する可能性が大きいので温度管理が難しいとこですが…気持ちよく本を読める季節です。多少周りがうるさくとも読書には影響が無いのですが、先日はラジオに気を取られ、聴き入ってしまいました。

NHKの聞き逃しサービスのラジオで配信されていたのは「文化講演会 生誕110年 町田康と読む太宰治〜苦しみから生まれる文学」町田康と太宰治というのがまた意外というか…太宰が抱えていた5つの苦しみと4回の自殺未遂、途中、町田節(擬音祭りと私は名付けております)も炸裂し、面白い放送でした。

 

そんな折に買い取ったのが「走れメロス」太宰治/新潮文庫。「メロスは激怒した」で始まるアレですね。昔は教科書にも載っていたのと、その当時これで大喜利みたいに遊んだ覚えもあり、冒頭部分はよく覚えております。

太宰作品でもちょっと毛色の違う作品(個人的には好きな作家なので当然全作品読んでおります)の一つですが、よくよく読むと山のようにツッコミどころのある話。

身近では「悲劇」しかし遠巻きに観ると「喜劇」というのはこういう事かもしれません。

 

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