小説、エッセイなど29冊を買取
めっきり寒くなり、平地での初雪のニュースも聞こえてくる霜月最後の週です。
毎月1日は「ファーストデイ」で映画館の多くがお得な料金設定になっています。(10月の消費税増税で1,100円から1,200になったところが多いようです)お得に映画を観られるというのは大分定着したようですが、次の日曜12月1日は「映画の日」という事で多くの映画館が1,000円での上映となっています。
古くは明治時代の11月に初めて映画が上映された事から…映画といっても今のような劇場で観るものではなく、一人づつ箱の中を覗き込む「キネトスコープ」と呼ばれるもの、発明者はあのエジソンです。
で観たい映画があるかというと…この時期あまり無いような…まだ時間があるのでゆっくり探してみようかと(´∀`)
さて先日の買取から「放送作家の時間」大倉徹也/イースト・プレス。
最近は認知度も上がった放送作家という職業、その草分けとも云える大倉徹也氏。 TV放送黎明期から活躍され、数々の有名番組を手がけられた方です。
「夢であいましょう」(NHK)「8時だョ!全員集合」(TBS)、約40年続いたTBSラジオ「小沢昭一的こころ」などなど…番組制作にまつわる話には永六輔さんや、美空ひばりさん、森光子さんなども登場し、遠くなっていく昭和を感じる本でした。
あとがきにもありましたが、昔は番組が終わる時に画面に「終」という文字が登場したという話。
確かに古い日本映画(特にモノクロ)の最後には「終」がデカデカと表示される時がありますね~、TVもそんな感じで終わっていたのですね。
古き良き時代という言葉がぴったりの本書でした。
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