小説、エッセイなど52冊を買取
今年も残すところ…というフレーズが聞こえてくる度に一年の早さを実感しています。
中掃除も水周りを頑張れば終了(´∀`)今回は蛇口などの金属部分についた白いやつ(多分カルシウム)をクエン酸で簡単に落とすことが出来たので大満足!びっくりするくらい簡単に落ちました…あんなに洗剤とかつけて擦っていたのがまるで嘘のように…お風呂の窓とかドアのガラス部分は概ね白いヤツを撃退!鏡も何回かトライすれば綺麗になりそう!掃除は科学!と思った次第です。
家の中の年越しの準備をすすめながら、休み中に読む本を集め中(⌒▽⌒)
話題の「息吹」テッド・チャン著/早川書房もまだ一度も触らずに…SF2冊と時代小説を何冊か、鉄道関連書も何冊か、これは実話を元にした小説であると記され、著者自身も亡くなってしまった「房思琪の初恋の楽園」台湾の林奕含著、韓国の「中央駅」キム・へジン著などなどお楽しみの積ん読。休みになったら読もうっ!と思うといろんな事が捗りそうでです。
さて先日の買取から一冊「樹海」鈴木光司著/文藝春秋社。
タイトルからして…もしかしてイヤミス?(嫌な後味の残るミステリー)かと思い読み始め、10頁くらいで気持ちが折れそうになり(あまりのリアリティに読んでいて憂鬱になりました)…掌編「偏在」を読み終わる頃には読むのをやめられなくなり…一気読みしてしまいました。
様々な都市伝説などで樹海と呼ばれていますが、本当は青木ヶ原という素敵な地名がついている場所。昼間は遊歩道の散策などをする観光客も多いそうです。(公開されている風穴や氷穴もあるようです)最近では携帯の電波も届きやすくなっていて、コンパスやデジタル時計が狂うというのもデマだそう。。本書の中でも遊歩道から外れて進んで行く中でむき出しの溶岩に足をとられるシーンが何箇所か登場、要は遊歩道から逸れなければ安全な場所のようです。
6つの短編からなる本作でしたが、最後には一本の長編のように…移動中ならサラッと読めてしまう一冊。