ダム女子に訊く巨大構造物の吸引力
今週19日は二十四節気でいう「雨水(うすい)」雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味ですが、この時期に雛人形を飾ると良縁に恵まれるとも…そういえば雛あられや菱餅も店頭に並んでいるのを見かけました。ピンク・白・草色の目にも春を感じる菱餅ですが、元々は梔(クチナシ)の魔除け・解毒、菱の実の子孫繁栄・血圧低下、蓬(ヨモギ)の厄除け・増血などの意味のあるもの。お供えのあとは美味しく食べましょう(´∀`)
最近は自分用にとオトナ女子が小ぶりの雛人形を購入するのが増えているらしいです。お内裏様だけでも飾ってあると春めいて部屋が明るくなりそうですね。
さて今週の積ん読、読みさしはメキシコの作家「俺の歯の話」バレリア・ルイセリ著/白水社。最後に写真が来るという予想外のコラボレーションが面白い本でした。
2冊目は「ダムの科学 改訂版 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る」一般社団法人ダム工学会近畿・中部ワーキンググループ/SBクリエイティブ。ダムにハマってる(!)という人とお話をする機会があったので購入してみました。ダム好きの人はもうダムに着いた時点で気分が上がるようで(笑)一人で堰堤を楽しそうに歩いたり、写真を撮ったりと堪能しているようなのですが、過去にはダム関係の職員さんに誤解される事も有り、「どうして一人で来たの?」「何が目的で来たの?」と質問責めにあったらしいです←きっと変なフラグが立ったのでしょうね。
巨大構造物であっても2017年度にグッドデザイン賞を受賞した青森県の津軽ダムや海外の美しいダムの画像も満載!歴史から構造、古くなったダムの再生まで…読み応えのありそうな新書です。
3冊目は「荒潮」チャン・チウファン(スタンリー・チェン)著/早川書房。昨年話題の「三体」の劉慈欣が激賞した、中国SFの超新星によるデビュー長編の文字にまんまと乗っかり購入!裏切らない!まだ三分の一ですが、速度を抑えての読書。SFなのですが、すごく近い感じもして恐くて面白い作品のはず!
今週も本が読みたいが為に頑張って働こう!と思います。