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昔ながらのおやつと美しい日本語を堪能中

気温の乱高下に体がついていかない最近です(T . T)新型コロナだけではなくインフルエンザもまだ流行っています。「うがい・手洗い徹底!」です。

先日、通勤時に「うぐいす」を見ました。あの鳴き方ではなかったのですが、身体の色ではっきりとわかりました。ホーホケキョ♪となく頃にはしっかり春になっているはず、春はそこまで来ています。

 

うぐいす→お腹の辺が緑色→きな粉→うぐいす餅!という安易な発想から開いてみたのが、「小麦・いも・豆のおやつ 全集伝え継ぐ・日本の家庭料理」農文協。(季刊誌「うかたま」を出版しているところですね)

日本中のおばあちゃん・おかあさんの愛と力の詰まった料理がカラー写真とレシピで紹介、この全集は全16巻、来年2021年に完結だそうです。

いもと一口に言ってもさつまいももあればジャガイモ、里芋と獲れる地域によっておやつも様々…干し芋から徳島県の「出世いも」(里芋をつぶして餡子をまとったもの)といったおやつまで、知らないものもたくさんありました。

気温の差の大きい日本ならではの料理の幅広さ、レシピもわかりやすい記述なので作ってみたいものも多かったです。

 

さて他に先週読んでみた本を一冊(まだ途中ですが)

「日本語のために 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集30」河出書房新社。

第162回直木賞受賞作品「熱源」川越宗一著をまだ読んでいないにも関わらず、主人公のモデルとされている山辺安之助の「あいぬ物語」山辺安之助/金田一京助編を読んでみたかったのでした。ところが「あいぬ物語」は絶版( T_T)

オークションでも高値の為手が出せず…「日本語のために」に一部掲載されている事がわかり読んでみました。金田一京助の序文は普通の文章、肝心の本編はアイヌ語での発音がルビでついており、4ページほどでした。

しっかり読んでみたい!と欲求だけが高まるのでした。

大収穫だったのが、本書はどこから読んでも面白い!目次が古代の文体(祝詞)、漢詩と漢文(菅原道眞・絶海中津・一休宗純・良寛など)、仏教の文体(般若心経・白骨・諸悪莫作)、琉球語(おもしろそうし)と言ったラインナップ。しばらくは深い日本語の世界を堪能できそうです。

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