人生初!獅子舞に頭とスマホを咬んでいただきました!
旅行に行きたいけれど行けない今日この頃、だったら行きたい国の語学を勉強すれば良いのに辞書などを用意し積んだままになっております。(たまに開いたりする)
そんな私に気合の入る出来事がありました。知人にお誘いされて初めて観た「伊勢大神楽」
それ何?って思うかもしれませんが、私もそんな感じでした。とりあえず「獅子舞」が出るとか、何か曲芸をするとかの話。
動画サイトでも観ましたがイマイチよくわからない…予備知識無しでさるお寺の境内へ…(なぜ獅子舞がお寺で?という疑問は後ほど)
本堂では「永代経」、境内では神楽のスタッフが準備をしております。立派な獅子頭が2頭(匹では無いらしい)、他にも傘や棒など煌びやかに彩色されたものが見えました。
お経さんが終わり本堂から大勢人が出てくると、獅子舞とスタッフがお墓参り(先代の太夫のお墓がそのお寺にあるというご縁だそうです) いよいよ神楽が始まります。
まずは獅子舞2頭と猿田彦が登場、天地四方を祓い清めます。その後漫才のような掛け合いと赤い棒2本で短い棒を操ったり、高い所に飛ばしたりと(言葉で表現するのが難しい)観客のどよめきや拍手の嵐。他にも色々な技が有り、気がつけばたっぷり2時間…最後に獅子頭に頭を咬んでいただき(私はスマホにある家族の画像も)少々賢くなったような心持ちに、これで勉強もすこぶる捗るはず…の予定です。
獅子舞の動作にもひとつひとつ意味があり、最後の「花魁道中」と呼ばれるものは本当に見事でした。(後から動画サイトを見たら結構上がってました)
こういう無形文化財は日本中にたくさんあるのだろうけれど、触れる機会が無いと知らないままになってしまいますね。
450年以上も続く伊勢大神楽、昔の子どもも大人もきっと来るのが待ち遠しかったのだろうなぁ、なんて思いながら楽しんできました。
関連本を探したり、アーカイブを見たりと、ちょっとまた夢中になるものを見つけてしまいました。