コンピュータサイエンス関連本などをを24冊買取
普段我々が何気なく使っているパソコンですが、家庭用PCとしてWindows3.1が発売されたのは1993年(平成5年)、ジュリアナやJリーグといった言葉が流行語大賞になったり、ナタデココが流行ったり…かなり昔ですね。
まだまだ高価でインターネットなんてものも普及してはいませんでした。ワープロ(!)でさえ高価で、ワープロで作成されたと思われる年賀状が来たりすると、なんかすごいと思った覚えが…
今でこそ一家に一台どころではなく、本当の意味でパーソナルコンピュータになりました。それどころか携帯電話がこれほどまでに進化するとも予想だにせず、誰もが一番新しい携帯電話を欲しがったがまるで昨日の事のよう…
こんな暮らしが当たり前になったのはコンピュータサイエンスと呼ばれる分野のめざましい普及にあるのですが、今回は先日の買取からこの一冊「チューリングを読む コンピュータサイエンスの金字塔を楽しもう」チャールズ・ベゾルト著/井田哲雄・鈴木大郎・奥居哲・浜名誠・山田俊行訳 日経BP社。
読んでみようかと何ページかパラパラしたのですが…f()の計算式らしきものが目に入った瞬間…アレルギーがっ!(嘘です)しかも()の中に入っている文字がもうなんだか見た事がないやつ。
思えば数学で躓いたのはいつだったか…最初は好きだった物理もどこかで決定的に分からなくなり…と遠い過去が一瞬走馬灯のようによぎりました。
まぁ私の後ろ暗い過去は別として、アラン・チューリングといえばコンピュータの神様。第二次世界大戦で使われたナチスドイツの暗号機エニグマの解読をした人としても知られています。映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」ではベネディクト・カンバーバッチがチューリング役をやっていました。
他にもAIがどこまで人間的であるかを試す「チューリングテスト」にも名前を残していますね。未だにこれに合格したものは無いようですが、これもまた時間の問題かもしれませんね。
サブタイトルにあるようにコンピュータサイエンスの金字塔を楽しむまでには時間がかかりそうですが、秋の夜長じっくり読んでみようかと思った次第です。