大人になって(だいぶ経ちますが)好きになったもの
ラジオを聴いていると最近やたらとかかるベートーヴェン、クラシックチャンネルでも無いいつもの放送での事。
今年は生誕250年で様々な記念イベントがあったもよう…250年前の日本はというと、杉田玄白「解体新書」、平賀源内「エレキテル」の文字が登場、少しづつ諸外国からのアプローチはあったものの、安泰な江戸時代の真っ最中だったようです。
タイトルは知らなくとも聴けばわかるような曲が流れてきて、ベートーヴェンも登場した頃はロックであったというような話を耳にしました。交響曲第3番「英雄」はナポレオンに捧げるために作られたもの、皇帝に即位した事にベートーヴェンが激怒し曲名を「ポナパルト」から「英雄」に変えてしまった事など…音楽の時間に習いましたというアナウンサーの声に深く同調しながら、しばし音楽に聴き入りました。
昔は嫌いだった物が年齢を経て好きになる事が多くなりました。親が見ていたTV番組(新日本紀行とか)を何が面白いのだろう?と子供の頃は思っていましたが、今自分もタイトルこそ変われど似たような番組を好んで見ています。
食べ物も干し柿とか干しぶどうのようなものは嫌いだったのに今は美味しいと感じるようになりました( ̄▽ ̄)
読書はというと昔はダメだったけれど今は面白い!なんてものはまだ現れず…まぁ、面白く読める時がくれば良いなぁとぼんやり思っております。
しばらく続いているアジア文学積ん読、今回は「小説版 韓国・フェミニズム・日本」河出書房新社。
著者は、イ・ラン、小山田浩子、高山羽根子、チョ・ナムジュ、デュナ、西加奈子、パク・ソルメ、パク・ミンギュ、ハン・ガン、深緑野分、星野智幸、松田青子といったそうそうたるメンバー。
夜長に一気読みしてしまい、後ろ表紙側の本の紹介を見たら「完全版 韓国・フェミニズム・日本」とあるではないかっ!(今気付きました)
こちらにはブックガイドやマップ、対談やエッセイと記載…今から散歩がてらに書店巡りをしてこようかな…もちろんマスク、消毒薬持参で♪(´ε` )