憧れの秘境鉄道と今は行けない秘境の島…
明日から今年最後の三連休!「Go to」キャンペーンや地元独自のお得なクーポンなどを利用してお出かけ予定の方も多いかも…
私はといえば1日は中掃除の予定!他の日はやりかけのゲームがあるのでそちらを堪能&読書&散歩の予定です。
キャンペーンで人が動くの経済効果もあって良いのだと思いますが、しばらく人混みを見ていなかったので今回は大人しくしていようかと思っております。
夜の読書の際にラジオの聴き逃しサービスを流しっぱなしにしたりしているのですが、先日の「鉄道」関係ラジオで!(◎_◎;)
黒部峡谷鉄道の上部軌道が観光用として開放される予定があるという放送( ´∀`)
トロッコ列車として春から秋にかけて営業している黒部峡谷鉄道、我々一般観光客が乗車できるのは「下部軌道」と呼ばれる部分。宇奈月温泉駅から終点欅平駅までの路線となります。
この終点欅平駅から立坑エレベーターで800メートル上がったところに欅平上部駅があります。「上部軌道」終点は黒部川第四発電所前駅、一般人は抽選の見学会などでしか立ち入ることの出来ない超レア駅!
一般開放の話を聴いて、なんだか嬉しいやら、ちょっと寂しいやら複雑な気持ちになりましたが、ラジオでも同様の事を話していました。北陸新幹線金沢ー敦賀開業も迫っているので秘境黒部も近くなりますね。
このラジオを聴いている時に読んでいたのが「サハリン島 上・下」チェーホフ著/岩波文庫。2005年リクエスト復刊されたものですが、旧仮名遣い、旧漢字が多くスラスラとは読めないのですが、地名の漢字「敷香(シスカ)」とかは大変味があって面白いです。
流刑地として利用されていたサハリン、その環境は厳しく、皆が監獄にいる訳ではなく、移住囚として暮らしている人も多かったようです。(脱獄云々というより島での生活そのものも厳しいのでした)
チェーホフの訪れた1890年の囚人総数は男女併せて5905名。刑期を終えてもそのまま残る人も多かったようです。
戯曲の方は一切読んだ事がありませんでしたが、紀行文としては名作の本書。本格的な冬到来前に読み切ろうと思っています。