ビジネス・経営、ヘルスケア関連書など132冊買取
「コロナにカレンダーはありません」と発言したのは小池知事、「冬将軍」にもカレンダーは無いのか、あっても教えてくれないのか、大雪を連れて日本海側に大きな影響を与えたのは先週の事。吹雪の中、立往生する車のニュースを見ながら心が痛みました。雪国と呼ばれるところでも、ここ何年かは暖冬だったので大雪は大打撃だったようです。
道路網が封鎖されると、まず困るのが食料品!他の災害も考え、ある程度の備蓄は必要ですね。ローリングストックという方法での備蓄だと賞味期限切れも防げて、普段食べているものを災害時にも食べられるというメリットがあります。いろいろな食品メーカーが食品の案内をしているページが農林水産省にあるので、こんな機会にぜひチェックしてみてください!
詳しくはこちら↓
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/network/rolling.html
さて先日の買取から一冊。
「本を売る技術」矢部潤子著/本の雑誌社。
散歩途中の新刊屋さんパトロールが大好きな私です。平台の本は特にチェック!どんなフェアが行われているかも気になります。あまり読まないけれどコミックコーナーも一周します。
気が付くと何冊かを手にし、レジに並んでいる事しばし…なんで買ったんだっけ?と自宅で考えたりしますが、本書を読んでまさに「目からうろこ」!手にしたくなる仕組みが本書にはどっさり!
はるか昔に新刊屋さんで働いていましたが、本の流通の仕組みが結構ややこしいのと、注文自体も特殊であったのを思い出しました。最近見かけなくなりつつある「スリップ」本の間に挟まっていてレジで抜かれるやつ(ボウズと呼ばれる半円の耳状の出っ張りが付いている短冊)、レジ内では出版社ごとに分けて番線印と呼ばれる店のコードのような数字入りの判子を押したりしていました。(次の発注に使用する為)最近はポスレジの導入などによって、注文方法も変わったようです。
売れる平台や棚を作るにはこまめなチェックも必要ですが、矢部さんのようにお客様の事を考えて作った平台というのはどこか違うのですね( ´∀`)書店員さんだけではなく書店に通う人にも読んで欲しいっ!
36年間売り場に立ち続けた矢部さんの渾身のノウハウがたっぷり詰まった一冊です。