推し、受賞!
年明けからあっという間に日々は過ぎ、2月となりました。朝晩の冷え込みを利用してベランダで干し野菜を製造しております。宮城県で作られている「へそ大根」というのがあり、輪切りにした大根を茹でて棒に通し、真冬の空気に晒した天然のフリーズドライ。水で戻して煮物にしたりするのですが、あまりに寒いので自宅でできないかと挑戦!
料理サイトでは茹でずに干すパターンがあり、まずはそれで…2日干してみたら、かなりいい感じ( ̄∇ ̄)
薄切りで作ったのでお味噌汁の具や、鍋物にちょいと入れたりと重宝しました。輪切りだけでは面白くないので、太めの千六本も作成。大根の美味しさがギュッとなって美味しいです。
葉物がお高いのと(あまりに寒いので)安定価格の大根で何かできないかなぁと思いやってみました。
「へそ大根」の名前の由来は真ん中に棒を通すから、我が家のは100均の干物用のネットなので「へそ」はありません。
さて前回くらいから新型コロナ予防のため、選考時間が2時間早まった芥川賞・直木賞。
受賞が決まるまでのニコニコ生中継が楽しみだったのですが、業務中なので観る事もなく、夜のニュースで選考結果を知りました。
西條奈加さんが直木賞受賞!かなり嬉しい( ´∀`)「金春屋ゴメス」からの大ファンとしては我が事のようでした。(もちろん受賞作「心淋し川」はとっくに読んでおりますぞ)
これで若い人や女性にも時代小説に興味を持ってもらえると良いなぁ…
で、ジャンル問わずの私、ただいま読書中の「わたしたちが光の速さで進めないなら」キム・チョヨブ著/カン・バンファ ユン・ジヨン訳 早川書房。
早川です…もちろんSF!7つの短編からなるデビュー作、昨年の韓国の書店による「今年の作家」に選出された作家です。(こちらの本屋大賞のようなものなんですかね?)帯のコピーは「フィフティ・ピープル」「保健室のアン・ウニョン」のチョン・セラン。
まだ半分しか読んでいないのですが、優しく、切ないのです。(SFだけど)毎晩1編づつ大切に読みたい本書なのでした。