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「二月は逃げる」という言葉がありますが、カレンダーを見ていても確かに3日少ないだけで、あっという間に3月になりそうです。雪の降る地域ではまだまだ気が抜けない日々が続きますが、それも後3週間位…春はもう、そこまで来ているはず(⌒▽⌒)

桜の便り(桜餅店頭に登場!も)が待ち遠しいですね。

 

今年は東日本大震災からもう10年、それこそあっという間でした。特集番組なども放送されるようですが、未だに海が変わっていく様は直視できません。

予測できない事の多い最近ですが、出来る限り、最小限の準備だけはしておかなければ!と再認識するこの頃です。

 

さて先日の買取から一冊。

「この一秒 極限を超えた十人の物語」畠山直毅著/NHK出版

海外でも通用する日本語「カラオケ」これを最初に作った人、高校野球でギネス級の試合をした人、すごいインド映画を発見してしまった人…などの10の物語。

発行は2000年(平成12年)パソコンを仕事で使っていましたが、まだ高価だった記憶があります。

最初のカラオケは8トラックと呼ばれる磁気テープででき「8ジューク」というもの。発明した井上大佑氏は1999年「二十世紀、最も影響力のあったアジアの二十人」という特集記事で、昭和天皇やガンジー、毛沢東、孫文、ダライ・ラマといったすごい顔ぶれと共に「カラオケ・キング」の呼称で紹介されたらしいです。

特許申請さえしておけば…という取材する著者の声にも後悔するそぶりは無く、自分の目標だけを淡々と語るのでした。

 

他にも今では当たり前のように興行されるインド映画(公開されれば何故かメガヒット!)ちょっと大人の人なら覚えている「ムトゥ 踊るマハラジャ」これもまた偶然シンガポールのリトル・インディアで1人の日本人の目に触れた事がきっかけに…ちょっと前だとSNSで大ヒットした「バーフバリ」がありましたが、20世紀も終わりの頃、口コミと実写を見せられた人が皆幸せな心持ちになるというところから、劇場公開→大ヒット!になった映画です。

 

本書に登場する人たちはどの人もどこか身近で面白い( ´∀`)寒い夜に熱くなる一冊!

 

 

 

 

 

 

 

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