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今年一番のロシア発SFで寝不足…

一年延期だった落語会の決定が決まり、ワクワクしている今日この頃です。

延期されていた映画の方も上映が決まったものもあり、また楽しみが増えました(⌒▽⌒)

 

先日TVで映画「永遠の門 ゴッホの見た世界」を寝転がって見ていたら、なんだか目がおかしい…起き上がっても変わらず…しばらくすると治るみたいな繰り返し、ウィリム・デフォー(「プラトーン」「7月4日に生まれて」などに出演)演じるゴッホの目線がそういう仕様だと気づいたのは半分ほど過ぎてから笑。劇場の大きなスクリーンだったらこんな勘違いはなかったはず…

そうこうしているうちにマッツ・ミケルセン(TV版「ハンニバル」のレクター博士役)演じる神父さん登場、殺人フラグが立つかと思いましたが、そういう映画ではありませんでした。

自宅で好きな格好で見られるのもいいのですが、大きなスクリーンと大音量の劇場はやはり魅力的なのでした。

 

時間をかけて読もうと思っていた「サハリン島」エドゥアルド・ヴェルキン著・北川和美・毛利公美訳/河出書房新社。

401P二段組の大作、ほぼ一気読み( ̄∇ ̄)面白かった!

ディストピアでもあり、ポスト・アポカリプスSFでもあり…優雅なオープニングからは思いもつかないラスト!

1975年生まれの著者は子どもの頃に映画「龍の子太郎」、中高生で映画「七人の侍」を観て、大人になってからは芥川龍之介や安部公房、大江健三郎にも触れる機会があったとのあとがきを読んで納得。日本人、アメリカ人、韓国人、中国人、様々な人々が織りなす物語。伏線や仕掛けが多く一度ではわからなかった部分もあり、再度読み返す予定( ̄∇ ̄)

 

地理上では日本に近い(42km)サハリン島(日本名樺太島)過酷な自然環境というのもあって、ちょっと観光に行ってきました。というような話はあまり聞かず(コロナ前ツアーは複数あったようです)よけいに行ってみたい気持ちになりました。

そしてチェーホフの「サハリン島」ももう一度読み返したくなるのでした。

 

 

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