教育、自己啓発関連書など34冊を買取
春休みらしく街中には若い人たちや旅行用のバッグを持った人たちが目につきます。3月もあと少し、来週からは新年度という人も多いはず( ´∀`)引越しやお片付けで不要になった本がありましたら、ぜひ当店エコブックスまで!
先日ラジオから聞こえてきた「…エスディージーズが…」というお笑い芸人さんの声、音だけではピンと来なかったのですが文字にする「SDGs」よく見るアレです( ̄∇ ̄)しかしっ!それがなんたるかはまるでわかっていませんでした。17の目標を細かく説明していたようですがなんせ聞き流しのラジオ…あとで調べようとメモを残しました。
で先日の買取の中の本を見ていたらこんな本が…「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」落合陽一著/SBクリエイティブ。持続可能な世界の実現のために定められた世界共通の目標といわれても…今ひとつ…
途中にあった落合陽一氏と池上彰氏の対談から読み始めました。アフリカの貧困地域のために何ができるのか、なぜ有償援助が必要かといった事をわかりやすく解説、第2章「貧困」「格差」は解決できるのか?の冒頭の様々な貧困を示すマップを確認、圧倒的にアフリカの国が多いと思っていたら、高齢者の貧困率が高い国では1位の韓国8位のアメリカ、日本も11位。高齢化率の高い国では日本は27%のダントツの1位となっています。
子どもの貧困率が高い国では17位…高齢者、子ども、シングルマザーの住みにくい国となっている日本。
環境問題では、現在私たちが吸っている空気、過去80万年で最も高いCO2濃度だそうです。ここもまた難しいので落合陽一氏と宇留賀圭一氏の対談、エネルギーと地球温暖化について今世界で起こっていることを読んでから…
進んだり戻ったりの読書でしたが、あと9年で2030年、17の目標と具体的な169のターゲットは決して絵空事ではなく、しっかりと向き合わないと大変な事になってしまいそうです。
小中学生から大人まで読んでほしい本書でした。