脳内旅行は国境を超えて…
明日からいよいよ5連休( ´∀`)ワクワクしているうちに早くも5月!桜の咲くのは早かったけれど寒暖差のせいか体調不良の人も周りにはチラホラと…こんな時期なので風邪をひいても大事、人出の多くなる連休中も気を抜かないよう注意です。
不要不急の旅行は自重中ですが、手に取る本は自然と偏っていたようで…ジャケ買いの「愛の自転車」ペール・J・アンデション著・タカ大丸訳/徳間書店。表紙に書いてあるのが『インドからスウェーデンまで最愛の人を追いかけた真実の物語』の文字と赤い自転車のイラスト。
巻頭の訳者まえがきを読むと、なんと実話!どれだけ離れているか…Google検索で…約6,400Km!
(ちなみに四国八十八ヶ所のお遍路さんの距離は1,450km、全行程徒歩だと約50日だそうです)
インドの周辺はパキスタン・アフガニスタン・カザフスタンなど「〜スタン」の付く国(旧ソ連圏)なんだかややこしそうな国境が…主人公は誕生した時に「この子の結婚相手はとても遠いところからやってくる、この国の外からやってくる…」という予言を受けます。インドのカーストでも最下層と言われる不可触民として生まれた主人公のPKは厳しい環境ながらも優しい母に育てられ絵を描く才能を伸ばしていくのでした。
美大に進んだPKはスウェーデンからの旅人ロッタと出会い…
実は私、本作残り20ページ程のところであえて停止中。気持ちよく眠りたい時に残りを読もうかと思ってます。
でまた訳者まえがきに戻ると、昨年話題だった「愛の不時着」と映画「ホテル・ムンバイ」の話があり、どちらも観ていないので、これもまた観なければと思った次第。本書もまた映画化の話が進んでいるそうです。
積ん読に加わったもう一冊が「へるん先生の汽車旅行 小泉八雲、旅に暮らす」芦原伸著/集英社インターナショナル。
元祖バック・パッカー、ニューヨークから松江まで、アムトラックから蒸気機関車の旅。巻頭の地図を眺めているだけでワクワクしてきます。これもじっくり、ゆっくり読みたい一冊。
読書に映画にと、おうち時間充実で連休は過ごせそうです。