防災用品の点検はお忘れなく!
梅雨入りがいつもよりも早かった今年、梅雨明けはいつ?とあちこち見てみましたが、こちらは3か月予報を見ても例年通りのよう…後半に来る大雨がいつ降ってもおかしくはないというのが全体の見解のようです。
防災用品などをしっかり点検しておく事が大事というのがやたらと目につき…というのもキャンプ用品を見るのが楽しくて仕方がない( ´∀`)心のどこかで「防災用品にもなるから!」という言い訳付きw
最初に購入したのはトレッキングシューズ(防災用品からは遠い…)到着した翌日は慣らしという事もあって一日仕事で履きました(前日に枕元に置いたのは、まるで遠足前日の小学生の心持ち)
次に購入したのはポケットストーブと呼ばれる物、携帯燃料(温泉の夕食の小鍋についている青いやつ)が使えます。燃料のサイズによって燃焼時間が選べるので「ほったらかし調理」が可能。これもまた着いたその日にメステイン(四角い飯盒のような物)でご飯を炊いてみました( ̄∇ ̄)満足の炊き上がり!
いつ行けるかまだわからない山ですが、道具だけは着々と…防災用品にもなるし…まずは自宅で楽しんでおります。
新刊屋さんパトロールで見つけた「複眼人(ふくがんじん)」呉明益著・小栗山智訳/角川書店。
「歩道橋の魔術師」や「自転車泥棒」が面白かったので期待大!
帯には「台湾民族的神話」×「ディストピア」×「自然科学」×「ファンタジー」という文字。
アーシュラ・K・ル=グィンの「こんな小説は読んだことがない。かつて一度も」
台湾の少数民族、原始の島、海に浮かぶゴミでできた島、そして時代は近未来(私にはまさに今ではないかと思われました)
ワヨワヨ島では次男と生まれた者は島では生きていく事ができず、「生まれてから百八十回目の満月を迎えた時」10日分の水のみを舟に積み、島を出てゆかなければならない決まりがあり、彼らはやがて死ぬとマッコウクジラになる。
次男と生まれた少年アトレは島を出る事になりますが、途中たどり着いた島は…
著者新作かと思いながら読んだのですが、あとがきを読むとこちらの方が最初に台湾では出版されたそうです。
二作品とはちょっとテイストが異なりますが、一気読み必至の本書、長雨の夜におすすめ!