数学、プログラミング関連書など20冊を買取
カラッと晴れる日が貴重な今時期、たまに晴れた空はアニメに出てくるような青色で夏も近い事を教えてくれます。
今眺めている温度計には湿度も表示され、温度がさほど高くない時でも湿度が高ければ(何らかの計算式があると思われます)「熱中症」の注意の文字とグッタリした顔文字が表示されるもの…これを見て除湿か冷房の目安にしています。
体感としては湿度50%を超えると、何だかベタベタしてきます(汗が充分に乾かないからかと思われ)で、温度計で確認!やっぱりね!と納得。なるべくなら自然の風だけで過ごしたいですものですが、そんな訳にも行かないので…
梅雨後半は蒸し暑さとの戦い!何となく食欲も落ちる時期、旬の野菜をしっかり食べて乗り切りましょう(⌒▽⌒)
さて先日の買取から一冊。
「現代思想 総特集 チューリング」青土社発行。
チューリングテストやチューリングマシンと名前を残しているアラン・チューリングですが、2012年の「生誕100年」を迎える頃までは今ほどの評価はされていなかったようです。
私も映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」を観るまではどんな人かすら、知りませんでした。
本書ではチューリングのテクスト「計算機械と知性」「解ける問題と解けない問題」の訳やSF作家円城塔氏のエッセイ、人工知能、アルゴリズムなどなど様々な角度からの文章が載っていますが…読めない…字を追っているだけで飲み込めない…
数学の知識が無いというのは、こんなにも…というのを痛感(T_T)
今触っているノートPCも、机の上で充電されているスマホもチューリングがいなければ存在しなかったもの。
映画も、再度よく観てみようかと思った次第(前回観たのはベネディクト・カンバーバッチが主演だったので…)こんな事で逮捕されるなんて、今の世の中では考えられないと憤慨したのだけは覚えております。
奇しくも先月イギリスでは新50ポンド紙幣に肖像で登場、チューリングの論文の数式と誕生日が二進法で表示されているとの事です。まだまだ先ではありますが、ぜひ現地で実物を見てみたいものです。