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新刊屋さん平台前にて迷走した話

旧暦のお盆となりました。いつものように遠くの実家に帰ってお墓参りというわけにはいかないこの頃…

昨年に引き続き寂しい思いをしている人も多いかと(T_T)しかしながら、今しばらくは我慢の時…でございます。

 

で私の近況ですが、夏休み本を探しに仕事帰りに新刊屋さんへ(うろうろしても15分以内と決めております)

これはっ!と目についた一冊「兄弟」余華著・泉京鹿訳/アストラハウス

ちょっと既視感があるものの奥付を確認、2021年6月、新刊かぁ〜、しかし違和感は否めず…

何ページかを拾い読み…やはり読んだ事がある!冷静になって一旦帰宅。

出版社は違うものの(だからややこしい)以前、上・下巻で文藝春秋から出たやつでした。

文庫化もされているのに入手困難だった為、上下まとめて(1000頁超え!)復刊したらしいです…カバーも異なり体裁も1冊に変更となると…危うく購入するところでした。(内容の面白さは折り紙つき!)

一気読みした覚えがあるので、未読の人はこの方が読みやすいかも!

 

さて積ん読本から一冊。

「ペルシアの陶器」三上次男著/中公文庫

あまり馴染みの無いペルシアの陶器、イスラムのモスクの美しさを思い浮かべると陶器もきっと美しいはず…

何枚のカラー画像を見ると織部焼のような色と線の太さ、(動物や人物がモチーフのものも)シルクロードの地図なども付いていて面白い!交通手段の限られた時代のシルクロードというのがいかに重要であったかを再認識。

唐草模様の大皿とか鉢、一体どんなものがこの上に盛り付けられたのだろうと考える事しばし…

他の本の関連で手元にある高校の授業で使う「新詳高等地図」帝国書院編集部編を手元に置きながら読んでおります。

(オリンピック入場式で位置のわからない国や知らない国名が多かったので購入したというのもありますが)

現役高校生の時にしっかり読んでいれば…ということは置いといて…地図調の面白さについてはまた次回!

遠出もできない今TVの旅歩きや山登りの再放送を見ては楽しんでいるお盆休みです。

 

 

 

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