西部劇+怪奇小説+SF=魔界西部劇
だいぶ前に放送されていた「シルクロード 絲綢之路(しちゅうのみち)」が4Kで再放送されています。40年以上前のものなので、あの画面に写っていた場所も色々と変わっているはず…先日から「シルクロード 仏の道をゆく」安倍龍太郎著も読んでいるので画像を比べてみると…整備されています。道が舗装され鉄道もでき、ホテルや土産物を扱うようなお店まで…時代の流れと言ってしまえばそれまでですが…
宿泊のお値段やらも気になったので見てみると、それほどお高くもなく…クチコミも良いところが多いようです。
…砂漠にあるバス停近くのホテルという文言があり、色々と引っかかるものはあるものの、一度は訪れて見たい憧れの敦煌なのでした( ´∀`)
でお盆休みの頃、また番組表を見ていたら「星の生まれる海へ 黄河源流への旅」というのも再放送。
こちらは2014年に放送されたもの…読んでいる本に近いもの、羊の皮を膨らませて作った筏で黄河を渡ったりしながら(作成過程もTVでは紹介)源流まで遡っていくというもの(⌒▽⌒)ナレーションを堤真一さんがやっていたので、ちょっと面白かったです。
海外旅行などが自粛される今だから、やたら旅関係(特に海外)のものが再放送されているようです。
さて夏休み中の積ん読消費!
「死人街道」ジョー・R・ランズデール著:植草昌実訳/新紀元社
SFで西部劇!扉にも「魔界西部劇(ウィアード・ウエスト)」の文字が!
神様に悪態をつく牧師さんが主人公、5部作品をまとめて読める本書!読んでスカッと爽快感のある本書!
映画好きな人に(特にホラー)勧めたい一冊!
(一瞬映画「コンスタンティン」も頭をよぎりましたが、あんなにキレイな主人公では無い)
著者は日本ではミステリー作家としての方が有名と解説にありましたが、初読みだったので他の作品も探してみようかと思っております。
2冊目は
「キャビネット」キム・オンス著:加来順子訳/論創社
退屈な職場で見つけた鍵のかかったキャビネット、中に入っていたのは「シントマー」と呼ばれる身体に何らかの兆候が出た人たちの375人分の記録。奇想天外に思える内容ですが、最後まで引き付けて離さなかった本書です。
この2冊を読む合間に読んでいた本についてはまた後ほど( ̄∇ ̄)