お腹も頭も美味しいもので満腹になる秋到来!
スーパー店頭の『新米入荷』の文字に心躍る秋(⌒▽⌒)涼しくなってきたおかげで食欲もしっかりと戻り、何を食べても美味しいという罪深き季節到来!
今秋は少しづつ集めておいた『塩』が複数あるので、まずは新米での塩むすびで味わう予定!(コンビニで塩むすびが売られているのを見て、自分で作ってみようと思った次第)
自粛中で旅行は控えておりますが、最近はいろいろな変わり塩・ご当地塩があり、ありがたい事に賞味期限なるものもなさそうなので(未開封の場合)お土産とかでいただいたものも何個かあり、これで食べ比べができます!
夜風も心地よい最近は読書もどんどんすすみます。
ちょっと前から楽しみにしていた、「心経」閻連科著:飯塚容訳/河出書房新社
切り絵のカバーと「世界五大宗教のプライドをかけた綱引きが始まる」「中国本土で発禁の傑作を欧米に先駆けで刊行‼︎」何ともそそる帯のコピー文字。
2段組み、340pのボリューム!ゆっくり楽しもうと思っていたのですが…一気読みしてしまいました。
途中に挟まれる菩薩と老子の物語の切り絵も美しく(作家でもある尚愛蘭氏によるもの)今までには無いテイストの作品。
宗教文学と云われる「緋文字」(ホーソーン)「権力と栄光」(G・グリーン)「沈黙」「深い河」(遠藤周作)「悪魔の詩」(サルマン・ラシュディ)などの傑作に敬意を表するための苦難の創作でもありました(本書あとがきより)
仏教・道教・プロテスタント・カトリック・イスラム教の信徒たちが集う「宗教研修センター」で繰り広げられる綱引きの熱戦と、様々な宗教観。今までの作品とはだいぶテイストが異なりますが、閻連科ファンを決して裏切らない本書でした。
読みさしが「太平洋食堂」柳広司著/小学館と「国道食堂」小路幸也/徳間書店。
どちらも「食堂」なのは偶然です、グルメ本では無いのも共通してますがこれもまた偶然です。
あと手元にあるのが「新しい韓国の文学」株式会社クオンの1から7までが積んであります。ハン・ガン氏やパク・ソンウォン氏や初読みの作家さんまで…
感想はまた次回に!