ありったけの勇気を奮って読んでみた…欲張りな一冊!
10月ではありますが日中が暑い日もあり、まだ夏物を片付けられておりません。天気予報を見ているとそろそろ秋物で良さそうな気温になるようで(⌒▽⌒)夕食の「鍋」登板が楽しみになります。
相変わらずお野菜はちょっとお高く、安定しているのはキノコ類とカイワレなど…冷凍野菜にも頑張ってもらってお安く楽しみながらのお鍋が続きそうです。
さて私事ですが、怖い映画は苦手(T_T)もちろん怖い小説も苦手(お化け屋敷で慌てすぎて捻挫しそうになったりする←入らなければ良いのに)…騙されてうっかり観てしまう事はあっても、すすんで観たり手にとったりはしません。
ですが、今回は敢えてチャレンジ!今話題になっているコレです!
「ブラック・ノイズ 荒聞(こうぶん)」張 渝歌著:倉本知明訳/文藝春秋社
2018年台湾でベストセラーになった本書、帯には「リング」韓国映画「哭声/コクソン」を融合させた作品との文字が…
「哭声/コクソン」は観ていないけれど「リング」は知っているので…ページをめくる手も恐る恐る…こちらはビデオテープではなくカセットテープ…
止められない…怖いけれど止められない、何かミナコ(本書に登場!謎の少女)の呪いかのように読書が進む(T_T)
寝る前に三分の一を残して夜の読書強制終了!(怖い夢を見そうな気がして)残りは翌日昼間に一気読み!
ホラーとミステリーと民俗学と登山要素と…私には盛り沢山…日本統治下の新高山や、その頃に起こった「神隠し」と呼ばれる事件…「ミナコ」とは誰なのか?何故声が聞こえるのか?
ラジオや無線の周波数とか(そうゆうのが得意な人には、それもまた面白いポイントになりそう!)
装備をしっかりして登山しないと怖いよという要素もあったり、盛り上がり要素がやたらと多い(なので中々やめ時が…)
並行して起きる人間関係のもつれも併せて怖い…本国ではドラマ化の話もあるようで、コレが映像になったら…と思うとまた怖くなってしまいました。
同時進行で「鬼殺し 上・下」甘耀明著を読んでいたのですが、珍しく混乱しそうになりました。こちらは日本統治下の台湾でのお話。この話はいずれまた…