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秋の長夜、読んで手に汗握る本

朝晩の気温差が大きくなってそろそろ暖房器具の登板!(実はまだ扇風機があったりする)初雪初冠雪のニュースも聞こえてきます。紅葉もいっそうすすみそうです(´∀`)

低山しか登らないくせに、『秋冬の装備特集!』なんて登山用品メーカーのカタログをもらってきては眺めてワクワクしております。低山に行けるのもあと少しだなぁ…なんて考えていたら、今年も残すところあと3ヶ月を切っているのでした!

そういえば店頭で来年のカレンダーやら手帳も並んでいました。(カボチャ関連のも相変わらずですが)

まだまだコロナだけではなく、インフルエンザにも注意しなければいけない季節となってきています。マスク、手洗い徹底で乗り越えましょう( ´ ▽ ` )

 

さて先日の積ん読から2冊!今回はちょっと怖い本(いろいろな意味で)

 

「赤い魚の夫婦」グアダルーぺ・ネッテル著:宇野和美訳/現代書館

現代メキシコを代表する女性作家の短編集。タイトルの赤い魚は熱帯魚のベタのこと、オス二匹を水槽に入れておくと、美しいひらひらしたヒレがボロボロになるまで闘ってしまうらしく、タイでは「闘魚」というものまであるようです。

他にもゴキブリや菌類、猫や蛇といったものが登場しますが、読み進めずにはいられない!(動物や昆虫が苦手な方にはおすすめしません)

 

2冊目は期待の台湾の作品

「グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故」伊格言著:倉本知明訳/白水社

ディストピアSFですが、あまりにもリアル!2段組み320Pでしたが一気読みしてしまいました。

台湾第四原発の原因不明のメルトダウン、記憶を無くした主人公、夢を可視化し分析を試みるカウンセラー、行方のわからなくなった婚約者、不都合を隠蔽しようとする政治家。時系列はバラバラ、細切れで進行していくのでやめ時がわからず…

アジア初の「脱原発国家」台湾から発信された本書。SF好きでない人にもおすすめしたい本書でした。

 

次回はまたちょっと変わった翻訳書をご紹介する予定です( ̄∇ ̄)

 

 

 

 

 

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