本を読むチカラ
2014年12月11日 category : エコブックス店長日記
TVを観ていたら、若者の活字離れが話題になっています。
紙ベースを購入しないばかりか、読書という習慣そのものが無くなっているようです。
一年に一冊も読んでいないとか、三年間読んでいないとかインタビューに大学生が答えています。
電車の中で本を読んでいる人はほとんど見かけず、スマホを触っている人ばかり、誰もが目にしている景色。
読書をしない理由の大半が検索はスマホで事足りるから…SNSとかで読む時間が無いからなどでした。
という事はスマホを持つまでは読んでいたという事なのでは?
読書の効用をTVでは説明していましたが、なんだかそれもしっくり来る内容では無く…
後半、番組内で立花隆氏が「本は総合メディアである」という事を説明していました。
…確かにそうなんです、何時つながるともわからない紙の中の無限の世界。
何年も前に読んだ本が今読んでいる本と繋がった瞬間というのは本人にしかわからない感覚、
私の場合だとイラストでたとえるなら、頭の中で電球が光っているようなカンジ。
読書は頭の栄養、それはご飯であったり、肉であったり、あるいはポテチであったり。
必要なもの、ジャンクなもの併せて本を読む作業は楽しい事。
今夜も友人絶賛の本がスタンバイしています。
アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)
古川 日出男
←「ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち/川上量生」前の記事へ 次の記事へ「キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎」→